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ロボットとなかよし

ロボットとなかよし
学校種
小学校
学年
3年生
教科
総合的な学習の時間(6時間)
使用教材
  • 複雑な動きを実現するプログラムは、手順が多くなることを理解できる。
  • 身の回りの道具は、人の組んだプログラムによって、自動で動くものが多いことに気づく。
  • ロボットを制御するプログラムに興味をもち、試行錯誤を繰り返しながら意図する動きに近づけようとする。
  • 信号機を再現することを通して、複雑な動きを実現するプログラムは手順が多くなることや、身の回りの道具は、人の組んだプログラムによって、自動で動くものが多いことに気付くことをねらっている。学習を通して、児童が体験しているプログラミングと実社会とを関連させていくことで、社会の至るところでプログラムが活用されていることに気付かせていきたい。
  • 身の周りを見渡すと、家電製品をはじめとして多くのものに当たり前にコンピュータが組み込まれている。そして、私たちはそれらのものを、コンピュータやプログラムの働きを意識せずに利用できている。これまで体験してきたプログラミングを、実社会で目にしている物と関連付けていくことで、実社会とコンピュータとの関わりに気付かせ、実社会におけるコンピュータの役割を捉えさせていく。

授業の流れ

第1時 身の回りの道具は、人が組んだプログラムによって自動で動くものが多いことに気付く。

  • 身の回りの自動で動く道具を想起する。
  • 人間が直接操作しなくても、自動で動くのはなぜか考える。
  • プログラムが用いられていることを知る。

第2時 アーテックロボを使って、意図した動きに合わせて、プログラムを組む。

  • アーテックロボを観察する。
  • 接続の仕方やプログラムの転送の仕方を知る。
  • 簡単なプログラムを転送し、操作に慣れる。
  • アーテックロボを使ってできそうなことを考える。

第3時 信号機がどのようなプログラムで動いているのか考える。

  • 歩行者用の信号機を提示し、どのような動作をしているのかを、細分化して考える。

第4・5時 アーテックロボを使って信号機の動きを再現する。

  • 細分化して考えた信号機の動作をもとに、歩行者用信号機のプログラムを作成する。
  • 互いの発見やアイデアを取り入れながら、プログラムを修正し、プログラムを完成させる。

第6時 身の回りの自動で動く道具が、どのようなプログラムで動いているのかを考える。

  • 作成したプログラムを順次、反復、分岐などに分類し、整理する。
  • 順次処理や反復処理を行っている身の回りの道具を想起させる。