Logo Minnano Code

チャットで学ぶネットワークのしくみ

No Image
学校種
中学校
学年
1〜3年生
教科等
技術(4〜5時間)
※D(2)ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題の解決
  • 生徒にとって身近なチャットツールの仕組みを、プログラミングを通じて体験的に理解させることで、ネットワークの基本構造や情報のやり取りにおける安全性・利便性について主体的に学ばせます。
  • 特に、クライアント・サーバシステムを模したモデルを用いることで、現代の情報サービスの根幹にある構造や役割分担を実感させます。また、利用者の不適切な発言をフィルタリングしたり、通知音や振動などで通知するなど、安全で便利な仕組みを自ら考えて実装する活動を通して、技術の見方・考え方を働かせながら課題解決に取り組む力を育みます。

各時の展開

時間 主な学習内容 主な学習活動 指導上の工夫
1 P2P通信によるメッセージ送信 Studuino:bitを用いて1対1通信のプログラムを作成 ネットワーク設定の仕組みを体験的に理解させる
2 グループ通信と課題発見 4人グループで多対多通信のプログラムを作成し、運用の難しさを体感 通信人数増によるメンテナンスの課題に気づかせる
3 クライアント・サーバシステムの導入 役割を分担し、サーバ中心の通信プログラムを構築 P2Pとの比較から保守性や信頼性の違いを実感させる
4 機能追加による課題解決 暴言フィルタや通知機能など、安全性や利便性を高める仕組みを実装 情報モラルを技術的視点から考える問題解決活動を重視
5 まとめ・振り返り 振り返り・ワークシート記入 ネットワークは社会で不可欠な技術であることを意識させる

授業スライド
チャットで学ぶネットワークのしくみ_アーテックロボ2.0によるD(2)双方向(1〜4)