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遊び アップデート!

遊び アップデート!
学校種
小学校
学年
3年生
教科等
総合的な学習の時間(6時間)
使用教材
  • センサの存在に気付き、意図する動きを実現するために利用する方法を理解する。
  • センサを用いたプログラミングを通して意図を実現する方法を考え、プログラムとして表現する。
  • センサによる計測と制御に興味をもち、体験的な活動を通してその仕組みや身近な利用例について主体的に考えようとしている。
  • センサによってアナログ情報をデジタル化(数値化)して扱い、プログラムに反映させることで意図する動きが自動化できるという概念は、身の回りの家電製品やおもちゃなどに数多く利用されている。センサという言葉を聞いたことはあっても、コンピュータに搭載されたセンサの存在やその働きに気付いている子供は少ない。本単元では、コンピュータを用いた簡単なおもちゃ作りを設定し、マイクや温度センサ等を用いたプログラミングを通してセンサの特徴や役割を捉えさせ、コンピュータによる問題解決の素地を養うことを試みた。
  • 身の回りを見渡せば、家電製品はもちろんのこと、おもちゃにも当然のようにコンピュータが組み込まれており、コンピュータやプログラムの働きを意識せずに利用することができる。また、自動的に動作させるために、音や動き、温度など、身の回りに存在するアナログな変化を数値化して処理し、コンピュータに意図した動きをさせて生活を豊かにしている例は数えきれない。普段の生活ではあまり意識することのなかったセンサの存在と役割に気付かせ、その特徴を体験的に捉えさせることが大切である。

授業事例詳細

第1時 micro:bitのプログラミングの仕方を理解する。

  • micro:bitの存在を知る。
  • 接続方法を確かめ、チュートリアルに従って動きを実現するプログラムを組む。
  • micro:bitはどんなことができるコンピュータか話し合う。

第2時 身近なおもちゃにもコンピュータが組み込まれていることを捉える。

  • 乳幼児用のおもちゃを見てどのようなプログラムで動いているか予想する。
  • おもちゃを分解し、コンピュータの存在を確かめる。
  • ボタンを押すと光って音が流れるプログラムを作る。
  • コンピュータを組み込むことで得られる良さを話し合う。

第3・4時 温度センサやマイク等の特徴や役割に気付き、センサがアナログな情報を数字に変えていることを捉える。

  • センサの位置を確かめる。
  • 温度センサを使って、温度計のプログラムを組む。
  • 温度が高くなったことを知らせるプログラムに改良する。
  • マイクや、明るさセンサの存在を知り、音量計や照度計を工夫してプログラムを組む。
  • センサがアナログ情報を数字に変えていることを捉える。

第5・6時

センサの特徴を生かしたおもちゃづくりに取り組む。

  • 作りたいおもちゃのイメージを話し合う。
  • micro:bitを使ってプログラムを組む。
  • 意図した動きになるように修正する。
  • 考えた遊びを紹介し、交流する。