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どうなってルーレット?

どうなってルーレット?
学校種
小学校
学年
4年生
教科等
総合的な学習の時間(6時間)
使用教材
  • コンピュータに入力された情報の処理の仕組みを理解し、イベント制御や条件制御の考え方を身に付ける。
  • デジタルデータの特性を踏まえ、著作権を意識したデータ活用の重要性を理解する。
  • 目的に向かって課題を小さな要素に分解し、適切な手順を考える力を育成する。
  • 実生活におけるアナログとデジタルの関係に気付く。
  • アナログ情報とデジタル情報との相違点に気付き、デジタル社会における著作物を適切に扱う態度を身に付けさせたい。Scratchを使い、子供たちがそれぞれオリジナルのルーレットを作成し、共有する場面を設定した。デジタル化された情報は簡単にコピーすることができ、編集・改変できることに気付かせることで、デジタル社会における著作物を適切に扱う態度を身に付けさせていく。また、最終的には作品をクラス内だけでなく、インターネット上に公開すればどうなるか考えさせる。
  • Scratchで作成したオリジナルのルーレットを共有する活動を通して、著作権の概念を体験的に学び、デジタルデータの特性を踏まえた情報活用における倫理観を育成する。

授業の流れ

第1時 ブロックの組み合わせや変数の値を変えることでアナログをデジタルで表現するためのプログラムを考えることができる。

  • Scratchの特性を捉える。
  • ルーレットの動きを再現するブロックの組み合わせを考える。
  • 実物のルーレットと止まり方の違いについて考える。
  • ブロックの組み合わせや変数の値を考え、実際のルーレットの止まり方を再現するプログラムを作る。

第2〜4時 Scratchを活用したルーレットを作成し、アナログをデジタルで再現することについて考えを広げることができる。

  • 回転角と回転数によって、ルーレットの出る目に規則性が生まれることに気付く。
  • どうすれば、実物のルーレットのようにランダムで目が出るようになるのか、使用するブロックを考える。

第5・6時 デジタル情報をコピーすることの良さや、著作物の適正な利用の仕方について考えることができる。

  • デジタル情報をコピーすることの意味を考え、作品を守るためのルールを考える。
  • ルールを確認しながら、デジタルデータをコピーし、利用する。
  • Scratch内において採用されているクリエイティブコモンズを確認する。