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SNSって何?〜自分が投稿するなら〜

SNSって何?〜自分が投稿するなら〜
学校種
小学校
学年
5年生
教科等
社会/総合的な学習の時間  (4時間)
使用教材
  • SNSのメリットとデメリットを理解しながら、自分の好きなものや近況について写真付きの投稿をつくる。
  • 投稿が個人情報を流してしまったり、他人を傷つける内容になっていないかということをSNSの特性から判断する。
  • SNSのメリットやデメリット、特性を理解しながら、SNSとの関わり方について考える。
  • SNSの有用性やリスクを踏まえながら、写真付きの投稿を実際に作る活動を行った。SNSの投稿を作る際には、「自分はどのような目的で投稿するのか」ということを意識させることで相手意識をもたせた投稿を作らせるようにした。写真を選択する際にもどのような写真なら自分の目的とする相手とつながれるのかを考えさせたり、文面を考えさせる際には、ハッシュタグの有用性について理解させ、文面を作成させたりした。単元の終末段階では、作成した投稿を学級で見合い、有用性やリスクを踏まえたうえで適切な投稿なのか話し合った。
  • 社会では、SNSの普及が著しく進んでいる。国内のSNSの利用率は70%を超え、年々増加している。また、最も利用率の高い世代は20代であり、年代別の利用率は90%を超えている。今後も利用率が高まることが予想され、現在の小学生はSNSが今よりももっと身近になる社会が待ち構えていると考える。また近年では、SNSの投稿がもとになる誹謗中傷や個人情報の流出なども話題になっている。このことから、小学生段階でSNSに触れ、どのようなものなのか実態をつかむことが未来のSNSの利用の仕方につながると考えた。

授業事例詳細

第1時 SNSの種類や特性について理解する。

    • 知っているSNSについて交流する。
    • それぞれのSNSの特徴や機能を調べる。

第2時 自分のしたい投稿に合わせた写真を選ぶ。

      • 自分がしたい投稿がどのような投稿なのか話し合う。
      • いくつか写真を撮影し、自分がしたい投稿に合わせた写真を選ぶ。

第3時 自分のしたい投稿に合わせた文面を考える。

    • 前時に選んだ写真をもとに文面を作る。
    • 写真や文面を合わせることで、投稿を完成させる。

第4時 友達の投稿を見比べながら、それぞれの投稿のよさや危うさについて考え、判断する。

    • 友達の投稿を見比べる。
    • SNSの特性を踏まえながらそれぞれの投稿の良さや危うさについて話し合う。