【第1時】
【第2時】
【第3時】
【第4時】
【第5時】
【第6時】
画像認識AIを計測・制御システムの入力装置として活用し課題解決を行った。現行の学習指導要領のD(3)計測・制御のプログラミングによる問題解決では、温度や距離など物理的な情報に基づく制御を中心に学習している。一方、実社会では今回学習したような野菜の選別機だけでなく、自動車の自動運転技術などにも画像認識AIが使用されている。画像認識AIを活用して交通標識や信号などを判断したり、どこが道路なのかを正確に判断して人間がハンドルを手にすることなく走行することができる。これらの技術を理解するためには自動車を走らせる・曲げる・止めるといった制御の理解だけでなく、入力装置としての画像認識AIの理解が不可欠になってくる。
また、生徒たちは画像認識AIの認識率を上げたり、正確にアームで選別することに苦労していたが、技術をつくり上げることの難しさや、誤った動作をした場合のリスクなどについても考えることができた。
この学習を通じ、技術を過信せず正しく社会で活用する素地の育成を目指した。
② 思考・判断・表現